プリエについて

こんにちは(*^^*)
高田馬場・池袋の大人初心者向けダンススクール『Vie』講師のSAYURIです!!

さて今回も生徒さんから頂いた質問です!!

今回は

『プリエ』

について。

プリエが未だに分からない。プリエを振り付けの中で上手く活用出来ない。
との質問でした。

まずプリエとは、バレエにおける技法の1つです。

両脚、または片脚の膝を曲げていく動作、または曲げられた膝の状態を指す。
バレエにおいてすべての動きに関係し、ジャンプや回転などさまざまな動作のプレパラシオンとして重要な技法である。
日常のレッスンは、バーでのプリエの練習から入るのが原則とされる。
ウィキペディアより。

バレエからきている技法ですよね。
皆さんもジャズやテーマパークなどのレッスンを受けていると必ず基礎レッスンに組み込まれているのではないでしょうか?

それでは、プリエで大切なことをチェックしていきましょう。

・膝はつま先と同じ方向に曲げる

・膝を緩めて曲げる時は、股関節や足首も力を入れすぎない


・グランプリエでかかとが上がるタイミングはできる限り遅、かかとはできる限り低く。(プリエが浅い段階ですぐにかかとを浮かせず、ぎりぎりまで床につけたまま膝を曲げていく)


・お尻を突き出したり前傾させない


・上半身はまっすぐ


・プリエの後、膝を伸ばす際は、足裏でしっかり床を押す意識をもち、その反作用で全身をまっすぐ持ち上げる。

そしてプリエは、形ではなく、動きです。

よくジャンプの前やピルエット前などは必ずプリエが入っていると思います。
また振りと振りの間にもよく入っていると思います。

普段コンビネーションを踊っていて、あまりプリエをピックアップして踊ることはないと思いますし、先生が振り落とし中にプリエを言い続けることもそんなに無いと思います。
でも、よくよく見てみると膝を曲げる動作はコンビネーションの中にもたくさん入っていると思います。

それだけ大切なものなんですよね。
バネやクッションになりますから。

もしプリエが苦手なら、自分の課題にして、今月はプリエに着目してみる!

というのもいいかもしれません。

そうすると先生がどこでプリエを入れているのか、先生のプリエの向きや動きはどうなっているか、果たして自分はそれを守ることが出来ているのか。

そうすると、案外まだまだだった!とか
あっ違った覚え方してた!
など発見出来るかもしれません。

そして振りと振りの繋ぎが上手くいかない…振りがぶつ切りになってしまう…
なんて時も膝の動きを、よく見てみるといいかもしれません。

もちろんプリエだけでは無いと思いますが、もしかしたら振りにはプリエが入っていたのに、自分は膝が伸びきって踊っていた!

なんてこともあるかもしれません。
振り付けの中でも大切なプリエ。
ぜひどこかで自分の課題にしてみてください♪

そしてプリエは骨と筋肉の動かし方も大切です。
大転子と座骨はプリエをするうえでとても大切な骨です。
プリエを踏むときは、そこの骨を広げて下げていくようなイメージで行うといいですよ。

筋肉もどこを使っているか意識しながらできるといいですね(*^^*)

レッスンでは体の使い方や、しくみを伝えながら行っています。
出来ない事には原因がある。

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